顔のシミ消しにハイドロキノンを使ってみたい!

どのくらいでシミが消えるの?副作用は大丈夫?

シミ化粧品に使われている成分の中でも、漂白効果が高いと言われている「ハイドロキノン

 

効果は高くても、肌への刺激が強いと言われていることから、使ってみたいけど肌トラブルが心配。。。

という人も多いのではないでしょうか。

 

ハイドロキノンの効果と配合量の関係、どのくらいでシミが薄くなるのか、副作用についてご紹介します。

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ハイドロキノンの配合量と効果

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ハイドロキノンは濃度によって入手方法が変わる

ハイドロキノンは肌の漂白目的で使われている成分で、シミ消し用の成分としても有名ですね。

以前は医薬品として使用されていました。

日本では2001年の薬事法改正により市販の化粧品に配合することができるようになりましたが、実は配合量の規定はありません

ただし、ハイドロキノンは配合濃度が高いほど肌への刺激が強くなるというリスクがあるため一般的には

  • 市販化粧品⇒1~3%が主流(4~5%のものもある)
  • 医薬品として医師が処方⇒4%以上

というように濃度によって入手方法が異なります。

 

美容皮膚科などのクリニックでは、4~5%前後のクリームが主流のようですが、肌の強さや状態に合わせて続けられる濃度のものを先生が選んでくれるとのことです。

 

また、市販の化粧品を選ぶ際は、「安定型ハイドロキノン」というハイドロキノンを安定化させたものを選ぶことで、肌への刺激を抑えたものを選ぶことができます。

安定型ハイドロキノンは、他の成分と混ぜ合わせることで安定化させ、肌への刺激を少なくしています。

ハイドロキノンの効果

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ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑える

シミのもととなるメラニンが作られる量を減らすことができますので、シミ予防として使用できます。

一般的な美白成分に比べると、100倍もの抑制力があると言われています。

ハイドロキノンは漂白作用を持つ

ハイドロキノンはメラニン色素を薄くする働きがあります。

できてしまったシミを徐々に薄くすることができます。

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どのくらいの期間でシミは消える?

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では、ハイドロキノン配合のクリームを使うとどのくらいでシミが薄くなるのでしょうか!

濃度による効果の違い

ハイドロキノンは濃度が高いほど効果が高く、肌への刺激が強くなります。

また、濃度はクリーム全体に対するハイドロキノンの割合となります。

ハイドロキノン1~3%

市販化粧品で販売されている濃度のものです。

アメリカでは化粧品に配合できるハイドロキノンは2%までという基準があることから、2%を目安に配合しているメーカーもあります。

顔全体に塗ることができる濃度となります。

 

半年ほどで、シミが少し薄くなると言われています。

ハイドロキノン4~5%

一般的にはクリニックなどでの処方となります。

濃いシミにも対応できる濃度です。

顔全体ではなく、シミがある部位を特定して使用するのがおすすめです。

 

2か月程度でシミが薄くなると言われています。

 

ですが、やはり肌への刺激が強めなことから、クリームの使用継続期間とお休み期間が交互に必要となります。

ハイドロキノン6%以上

かなりの高濃度となります。

クリニックでの処方が前提となりますが、5%以下のものしか処方してくれないクリニックもあります。

肌への刺激が強いことから、シミ部分のみへの使用となります。

 

シミに対する効果は4~5%濃度よりもさらに早くでることが予想できますが、肌への刺激が強いためあまりおすすめできないという方も多いのが現状です。

ハイドロキノンの副作用と注意点

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副作用

ハイドロキノンには副作用があります。

一般的に濃度が高いほど、副作用がでやすくなることから、4%以上の場合はクリニックにおける医師のコントロールが必要なケースが多くなります。

主な症状としては、

  • 皮膚の赤み、かぶれ
  • 皮膚の刺激・ピリピリ、ヒリヒリ感

などです。

 

1~3%濃度であっても刺激を感じる人もいます。

敏感肌の人にはやはり強い成分だと言って過言ではありません

ただし、ハイドロキノンには

  • 純ハイドロキノン
  • 安定型ハイドロキノン

があり、純ハイドロキノンは純度100%となりますが、安定型ハイドロキノンは他の成分と混ぜ合わせて作られていることで、刺激が弱くなっているものがほとんどです。

 

肌への刺激が気になる場合は、安定型を選ぶのも一つの方法となります。

注意点

ハイドロキノンは塗った状態で強い紫外線を浴びると、シミの色が濃くなるケースがあります。

  • ハイドロキノン使用時はSPF20以上のUVカットクリームを塗る
  • 昼間は使用せず夜のみにする

などの工夫が必要です。

まとめ

ハイドロキノンの効果や副作用、注意点についてご紹介しました。

肌への刺激を考えると1~3%濃度が安全なのかな。。。

と思いますが、よりシミへの効果が高いものをお試ししてみたいのであれば、美容皮膚科やクリニックで相談してみましょう。

 

レーザー治療と合わせて、ハイドロキノンクリーム、トレチノインクリームを使用する方法も多く使われています。

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