「ブラトップで1日中過ごしているけど、胸が垂れないか心配。。」
そんな不安を抱えつつも、ブラトップやブラキャミなどのカップ付きインナーを使っている方って結構多いんです。
実際に1年以上ブラトップで過ごしていたら、トップバストの位置が下がった?と感じている人もいることから、胸の形への影響は無視できないようです。
カップ付きインナーで胸が本当に垂れるのか?についてご紹介します。
カップ付きインナー愛用者が増えてる!?
- ブラトップ(カップ付きタンクトップ)
- ブラキャミ(カップ付きキャミソール)
などと呼ばれているカップ付きインナーは、夏になると「カップ付きTシャツ」や「カップ付き部屋着」など種類も豊富になり、お店での売り場面積もど~んと広がって、めちゃくちゃたくさん販売さていますよね。
最近では、
- ユニクロ
- しまむら
- ニッセン
などいろいろなメーカーから、多くの種類のカップ付きインナーが販売されています。
圧迫感がなく着やすいことから、年々カップ付きインナーを使用している人が増えている傾向にあります。
そして、一日中ずっとカップ付きインナーで過ごす人も多くなってきているんです。
その一方、
「胸が垂れないか心配。。。」
という不安をかかえながらも、使用し続けている人もいるのではないでしょうか。
実際に垂れるのか?何がいけないのかについてご紹介します。
カップ付きインナーはホントに垂れるの?
カップ付きインナーは普通のブラジャーに比べると
- 胸の重さをしっかり支えることができない
- 胸を寄せることができない
という特徴があります。
本来、胸が垂れるのは加齢のせいであると言われていますが、加齢以外にも胸が垂れやすくなる要素の一つに「胸が揺れやすい下着」があります。
ブラジャーは胸をしっかりホールドしてくれる
普通のブラジャーには胸のパージスライン(下胸ギリギリのライン)をきっちり抑え、そこから胸を上方向にホールドする機能があります。
ワイヤー入りのものであれば、ワイヤーできっちり胸の下のラインを抑えてくれているんです。
それによって、胸の下垂れを防いでいます。
胸の谷間ができるタイプのブラジャーは、脇のラインから胸の中心に向けてきっちりホールドすることで、胸を内側方向に保つことができます。
これによって、両胸が離れてしまうことを防いでいるんですね。
カップ付きインナーはゆるゆる
カップ付きインナーは、カップによる圧迫感がほぼありませんので、胸の下や脇のラインもルーズな作りになっており、胸が揺れやすく胸の脂肪がいろいろなところへ流れやすくなります。
わたしたちの胸は乳腺と脂肪からできています。
約9割ある脂肪は、脇や背中に流れやすいんです。
また、バストの位置を高くキープしている「クーパー靭帯」は胸の揺れに弱くクーパー靭帯がきれたりのびたりすると胸が下に垂れてきます。
ブラトップなどのカップ付きインナーでは、クーパー靭帯へのダメージもまわりに流れる脂肪も防ぐことは難しいんです。
ということで、
「始終ブラトップを着けている人は、胸が垂れる可能性が高くなる!」
と言えます。
カップ付きインナーのよいところ
カップ付きインナーの着用は垂れると言った後によいところもなにも。。。
そう思われたかもしれませんが、肩こりが酷い人にとってはよい面もあるんです。
- 締め付けがなくラク
- 首元があいている服が着やすい
- 肩ひもが気にならない
- ワイヤーなどの下着の跡が残らない
- ワイヤーなどでかゆくなったり赤くなったりしない
- 圧迫しないので、胸まわりの血流がよくなる
- 普通のブラより肩こりしにくい
- お洗濯に気を使わなくてよい
など、いろいろありますね。
メリットが多いからこそ、使う人も多くなるということです。
血流がよくなることでは、肩こりのほか、バストまわりのリンパの流れもよくなることから、胸に栄養がいきやすくなる。。
などのメリットもあります。
シーンで使いわけることが大切
「カップ付きインナーはやはり垂れやすいのか。。。。」
ということがわかりましたが、やはり普通のブラジャーではリラックスできない。。。
という方もいますよね。
大切なのはシーンでブラジャーを使いわけることです。
バストの形をキープするためには、
- 胸の揺れを防いでクーパー靭帯を守る
- 胸の脂肪をまわりに流れ出ないようにする
がとても大切です。
ですから、
- 胸が揺れやすいシーンでは⇒揺れに対応できるブラ
- 胸が揺れないリラックスタイム⇒らくちんなブラ
というように使いわけすることがおすすめです。
外出時は普通のブラジャーで!
- 外出時⇒普通のブラジャー
- 運動時⇒上下左右のサポート力が強いスポーツブラ
- 就寝時⇒横流れを防ぐナイトブラ
- 家にいてくつろぐとき⇒ブラキャミやブラトップ
など、うまく使いわけすることで、胸の形が崩れにくくなります。
特に胸が大きいグラマーバストさんは、バストが揺れやすい傾向にありますので、始終ブラトップというのははっきり言っておすすめできません。
まとめ
らくちんブラトップで胸が垂れるのかについてご紹介しました。
わたしは、背中などの体アトピーがとても酷かった頃に、ブラのワイヤーが悪化の原因の一つとなり、2年間ほどブラトップを着けていました。
プチバストではありますが、やはり少しバストトップが下がった気がします。
もちろん加齢の影響はあると思いますが、やはりショックですね。(諦めてはいませんが。。!)
アトピーが少し改善したので、今はワイヤレスブラに変えました。
ワイヤーが入っていなくてもブラトップに比べるとやはり胸のサポート力が違うな。。。と実感しています。
本来はワイヤー付きブラの方が胸をホールドする力が強いのですが、ノンワイヤーブラでも工夫された構造になっているものもありますので、垂れ胸、離れ胸が気になる方は、まずはブラジャーを見直すことをおすすめします。
ノンワイヤーブラの詳細についてはこちらでご紹介しています。
⇒ノンワイヤーブラジャーは胸が垂れるってホント?バストが垂れないブラ選びとは?