「外出前にしっかり日焼け止めを塗るのは、当たり前！」
と思っている方でも、家の中では全然気にしていない。日焼け止めを塗らない。。。
なんて人も多いのではないでしょうか！
実は、室内だからと言って、安心はできないんです。
紫外線は家の中までしっかり届いているんです。
わたしの友人が日当たりのよい部屋に引っ越したら、肌の日焼けが気になる。。
と言っていたことがあります。
そうなんです。
肌の紫外線対策が必要なのは屋外だけではないということです。
室内での紫外線の影響と、室内での紫外線対策をご紹介します。
紫外線は家の中にも降り注ぐ
紫外線は波長によって３つに分類されます。
- UV-A：肌の奥（真皮）まで届き、シワやたるみの原因となる
- UV-B：肌の表面（表皮）で炎症を起こし、しみやそばかすの原因となる
- UV-C：オゾン層で吸収されるため、地表には届かない
わたしたちが、普段の生活で対策が必要なのは、「UV-A」と「UV-B」の二つとなります。
UV-Aに対する紫外線カット度合をあらわすのが“PA”、UV-Bに対する紫外線カット度合を表すのが“SPF”となります。
日焼け止めクリームにも数値が表示されていますね！
そして、室内で注意が必要なのは、ずばり「UV-A」なんです。
UV-Aは窓を透過する
実は、UV-Bは窓ガラスによってほどんどカットされることで、室内まで届きません。
一方、UV-Aはしっかり窓ガラスを透過してしまいます。
８０％ものUV-Aが窓ガラスを透過します。
さらに、
カーテン越しでも５０％のUV-Aが透過し、室内まで届いてしまうといいます。
くもりの日であってもUV-Aは半分も室内に降り注いでいます。
先ほどもご紹介した通り、UV-Aは肌の奥まで届くことから、シワやたるみの原因となることがわかっています。
いつまでも美肌でいるためには、室内での紫外線対策が必要ということがわかります。
室内での紫外線対策
室内にいても、UV-Aへの対策が必要なことがわかりましたね。
UVAはUVB同様に夏になると紫外線量が多くなりますが、以外にも一年間で一番多いのは5月と言われています。
ですから、５～8月は室内であってもしっかりケアが必要となってきます。
では、室内用の紫外線対策をみていきましょう！
ブロック効果が低めの日焼け止めを使う
いつでもどこでも、高効果の日焼け止めを使用する！
というのが一番紫外線カットには効果的なのですが、効果が高い日焼け止めクリームって結構肌への負担が大きいんです。
ですから、外出しない日はおうち専用として、ブロック指数が低めの日焼け止めを使用するのがおすすめです。
どのくらいの効果が目安かというと、
「ＰＡ＋」以上
であれば、ＯＫです。
以外と弱め！と思われた方もいますよね。
一切塗らないのと、PA+を塗るのではまったく違うんです！
ただし、日当たりがよいお部屋や窓際にいる時間が長い方はPA++、PA+++など、日差しの強さで調整するようにしてください。
また、室内であっても汗をかく季節は特に塗り直しを忘れずに行ってください。
家で日焼け止めを塗りたくない人は
外出しない日に、日焼け止めクリームを塗るのはちょっと。。。という方には、
- CCクリーム＋日焼け止めパウダー
- BBクリーム＋日焼け止めパウダー
など、軽めの仕上げとなる組み合わせもおすすめです。
おすすめパウダーはこちらから
⇒日焼け止めパウダーは効果ある？塗り直しに便利なおすすめパウダー８選
ＵＶをカットするカーテン
室内での紫外線対策として、ＵＶカット効果があるミラーレースカーテンを使用するのも一つの方法です。
ミラーレースカーテンは、ＵＶを反射させることで室内への透過を防いでくれます。
遮光カーテンを使っている人は結構いますよね。
同様に、レースカーテンを対策することで、室内へのＵＶＡをしっかりカットできます。
ただし、紫外線カット率が高くなるにつれ、レースの透け感が低くなってしまいます。
外があまり見えないタイプのレースカーテンは好みではない人には、ちょっとおすすめできかねますので、購入する際は透け感もきちんとチェックしてくださいね。
ＵＶカットフィルム・ＵＶカットシート
窓の対策の一つとして、ＵＶカットの専用フィルムを貼る方法があります。
窓に直に貼るタイプのもので、UV-Aをほぼカットしてくれます。
レースカーテンでの対策がイヤな方は、フィルムがおすすめです。
衣類でＵＶカット
顔の肌ケアには、やはり日焼け止めもしくは、ＵＶカットカーテンやフィルムでの対策となりますが、腕の紫外線対策としては、
ＵＶカット加工をしている衣類
がとても便利です。
カーディガンや薄手のパーカーなどを羽織るだけで、腕の日焼け対策となります。
まとめ
室内での紫外線量と対策についてご紹介しました。
UVAは曇っていても５０％、カーテン越しでも５０％透過するということですので、常に気が抜けないですよね。
肌の老化の原因は光老化が８０％と言われています。
紫外線を多く浴びるほど、年齢を重ねるごとに肌の老化が早まってしまう可能性があるんです。
ですから、屋外だけではなくおうちにいる日もしっかり対策をしていきましょう。
ちなみに、わたしは外出しない日は、ブルーライトと紫外線がカットできる日焼け止めパウダーを使っています。
パウダータイプは日焼け止めをベタベタ塗るより気軽に使用でき、日焼け止め効果もしっかり発揮してくれますので、ぜひお試ししてみてくださいね！
おすすめパウダーはこちらから
⇒日焼け止めパウダーは効果ある？塗り直しに便利なおすすめパウダー８選
