「バストアップサプリを試してみたい!」
「でも、副作用があるって聞いたけど。。。」
バストアップ法の一つにサプリメントの活用があります。
バストアップサプリメントに含まれている成分の一つ「プエラリア」は副作用がでる人がいると言われていますので、
- 飲んでも大丈夫なの?
- プエラリア以外の成分のサプリが飲みたい!
など、試してみたけど不安がある。。安全なものがいい。。
という人も多いのではないでしょうか。
バストアップサプリメントの成分と副作用についてご紹介します。
プエラリア入りバストアップサプリの副作用とは
バストアップサプリメントは、バストを大きくするための成分として、
- 女性ホルモン「エストロゲン」に似た作用を持つ成分
- ホルモンバランスを整えるもの
- バストアップを阻害している要素を軽減する成分
のすべて、またはいずれかが含まれています。
これらの成分の中で、女性ホルモンと似た働きがあるものに「プエラリア・ミリフィカ」があります。
プエラリアは、亜熱帯地方で育つマメ科クズ属の植物です。
サプリメントには、この貯蔵根が使われています。
プエラリア・ミリフィカの効果
プエラリアには、
- デオキシミロエストロール
- ミロエストロール
- ダイゼイン(イソフラボン類)
- ゲニステイン(イソフラボン類)
- プエラリン
- クワクリン
などの植物性エストロゲンに分類される成分が多数含まれています。
この中でもデオキシミロエストロール、ミロエストロールはエストロゲンと似た作用をもたらす能力がとても高く、大豆などに含まれているエストロゲン様作用成分に比べると、1000~1万倍の強さがあることがわかっています。
バストを大きくするための要素には「女性ホルモンの分泌」が大きく関係しています。
女性ホルモンを補うことでバストアップ効果を発揮させるために、サプリメントなどにプエラリアが使用されているんです。
プエラリア・ミリフィカの副作用
女性の女性ホルモン分泌量は20代中盤をピークに加齢と共にどんどん少なくなっていきます。
タイなどでは、女性ホルモンの分泌量が極端に減少する閉経後の更年期の民間薬としてこのプエラリアが使用されているようですが、日本ではお薬としては扱われていません。
それくらい、女性ホルモンを補う効果があるということですね。
そして、プエラリアの副作用が懸念される理由としては、やはり
女性ホルモン様作用がとても強いこと
にあります。
女性ホルモン(エストロゲン)の量は多ければいいというものではなく、バランスがとれていることが大切なんです。
ですから、エストロゲンを補いすぎることで体調不良が起きることがあるんです。
それが副作用と呼ばれている症状です。
主な症状には、
- 嘔吐、下痢、腹痛
- 発疹、蕁麻疹、ニキビ、肌荒れ
- 月経不順
- 不正出血
などがあります。
国民生活センターによせられたプエラリアを摂ったことでの健康被害数は、
2012年~2016年までで209件、その中でも消化器に関する症状が多かったようです。
どのくらいの母数があるのかわからないですが、この数を多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだと思います。
そして、実際に体に合わない人がいるということです。
ですから、プエラリアサプリを飲む際には、自分の体調の変化をきちんとチェックしなから始める・続けることが大切となります。
プエラリアを飲んではいけない人
プエラリアは、女性ホルモンが多く分泌されている時期には使用してはいけません。
プエラリアを飲んではいけないのは、
- ピルを飲んでいる人
- 妊娠中・授乳中
- 10代の人
と、女性ホルモンを補う必要がない人、補うことでバランスが崩れる可能性がある人です。
副作用がでにくいプエラリアってある?
効果がでやすいと言われているプエラリア配合のサプリメントを試してみたいという方は、下記の点をチェックして選ぶようにしましょう。
- プエラリアの質
- プエラリアの含有量
この2つがチェックポイントです。
プエラリアの質をチェック
実はプエラリアの質によっても、体への影響が大きくわかると言われています。
- 純度
- 収穫の時期(乾季は腐りにくい)
- 樹齢年数(長いほど栄養価が高い。目安5年以上)
などが質の決め手となりますので、品質にこだわったプエラリアを使用しているサプリメントを選びましょう。
プエラリアの含有量をチェック
プエラリアは栽培されている地域や年数によって、エストロゲン様成分の含有量にばらつきがあります。
ですから、商品によって含有量がまったく異なるということです。
また、同じプエラリアの含有量であってもエストロゲン様成分の多さははっきりとはわからないということになります。
ちょっと厄介ですよね。
日本では、プエラリアの一日あたりの摂取量の目安や制限は定められていませんが、タイでは
一日あたり100mg以下
と決められていますので、この値を目安にするのも一つの方法です。
また、含有量が多いものでは副作用のような症状がでるが、少なめのものでは大丈夫という方もいると思いますので、
- 摂取量によって体に与える影響が変わってくること
- 人によって適正量が異なるということ
を知っておきましょう。
副作用の心配がないサプリは?
プエラリアの副作用が心配だから、違う成分のサプリメントを試したい。。
と思うかたは、プエラリア以外の成分のサプリをおすすめします。
プエラリア以外でバストアップサプリに使用されている成分には、
- ブラックコホシュ:植物性エストロゲンを多く含む。ホルモンの調整作用あり
- ボロン:胸の脂肪が付きやすくする成分
- イソフラボン:植物性エストロゲンを含む
- ザクロエキス:植物性エストロゲンを含む
- レッドクローバー:植物性エストロゲンを含む
- ワイルドヤム:プロゲステロンを活性化する。ホルモンの調整作用あり
- チェストツリー:ホルモンの調整作用あり
などがあります。
プエラリアに比べるとやはり効果はゆっくりになるものが多いようです。
最近注目の成分は「ブラックコホシュ」です。
プエラリアほどではないものの、植物性エストロゲンを多く含んでいて、さらに多く摂りすぎたときは調整してくれる働きもあります。
まとめ
プエラリア入りバストアップサプリメントについてご紹介しました。
プエラリアは効果が高いと言われていますが、体調不良を起こしてしまっては意味がありません。
お試しする際には、体調管理に気を付けて用量を守って摂るようにしましょう。