「胸がしぼんだ。。。垂れた。。。」
「前より小さくなった?」
産後、授乳が終わると多くのママが体験することです。
でも諦めないでほしんです。
「授乳後にしぼんでしまったバストはもとに戻すことができます!」
胸がしぼんでしまう理由とバストの戻し方についてご紹介します。
妊娠するとバストアップするのは何故?
わたしたちの胸は乳腺と脂肪からできていますが、妊娠すると母乳を作る準備をはじめるため、乳腺が発達してきます。
乳腺が発達すると、まわりに脂肪がつきやすくなり、バストがふっくらしてくてくるんです。
妊娠すると女性ホルモンの分泌量が増えることから、約2か月頃から胸の大きさに変化があらわれます。
分泌量のピークは約10か月目頃、この頃にはもとのサイズに比べて1~2カップほどアップします。
その後出産を迎えると女性ホルモンは一気に減っていきます。
一方バストの大きさは、出産後からゆっくりと小さくなっていきます。
個人差はありますが、約1年くらいを目安にもとの大きさに戻ると言われています。
産後に胸がしぼむ理由は?
産後1年かけてゆっくりともとの大きさに戻る。。。
そうなんです。元の大きさに戻るのはいいのですが、、
「形が変形してしまった。。。」
「前より小さくなった???」
と実感する人が多いんです。
産後のバストの形の変化は、
- 下に垂れた
- しぼんだ
- もとのサイズより小さくなった
などの状態になってしまうケースが多くみられます。
これらの状態を引き起こす原因を見ていきましょう!
乳腺の発達がとまる
上でもご紹介しましたが、女性ホルモンである「エストロゲン」「プロゲステロン」は出産のタイミングから徐々に分泌量が減っていきます。
代わりに「プロラクチン」というホルモンの分泌量が多くなり、母乳が作られるようになります。
女性ホルモンが多い状態では、乳腺が発達していきますが、出産直前をピークに分泌量が徐々に減ることで乳腺が衰退していくんです。
乳腺が発達している状態では、胸の脂肪がつきやすくなりますのでサイズが大きくなりますが、逆に衰退していくと脂肪の量も減って、徐々にバストはサイズダウンしていきます。
クーパー靭帯のダメージ
胸を高い位置でキープしている「クーパー靭帯」というコラーゲンの束へのダメージが原因の一つとなっています。
クーパー靭帯は、バストに力がかかることで伸びたり切れたりすると胸が垂れてしまうんです。
- 授乳中に赤ちゃんにひっぱられる
- 重さで下方向に力がかかる
ことで、クーパー靭帯に負荷がかかるんです。
赤ちゃんは授乳中に乳首を引っ張ったりしますので、クーパー靭帯がダメージを受けることがあります。
また、バストサイズがあがって重くなってきている期間に、きちんと重さをサポートできるブラジャーを着けていないと、胸の重さをカバーできないことから胸が垂れやすくなります。
胸が垂れてしまうと、同じカップサイズであっても見た目はサイズダウンしているように見えるんです。
バストの皮膚がのびる
バスト部分の皮膚は、妊娠後の急激なバストアップ時に一気にのばされます。
その後一気に小さくなったバストと一緒に皮膚が縮んでくれないんです。
そうすると、どうなるのか。。。
そうなんです。胸の皮膚が余ってしまうことで、ハリがなくシワシワな状態になるんです。
肌がシワシワになると、しぼんだような見た目の胸になってしまいます。
また肌の状態によっては、肉割れなどの白いスジができてしまうこともあります。
胸の脂肪がまわりに分散する
授乳中は、母乳がちゃんと作られるように、胸は締めすぎないブラジャーの着用が主流になりますよね。
乳腺や血管を抑えすぎないもの。。
そうすると、やはりゆったりとしたものが多くなることから、胸の脂肪が脇や背中、アンダーバストラインへ流れやすくなります。
授乳が終わる頃には、バストのまわりもふっくら?というケースも少なくはありません。
もちろん、体重自体が増える傾向があることから、体全体の脂肪が多くなっているわけですが、バストから流れているというのもあり得ることなんです。
という理由から、もともとバストにあった脂肪が脇肉なんかになってしまい、もとのサイズよりもバストダウンする可能性があります。
姿勢が変わる
妊娠中や赤ちゃんへの母乳をあげたり、育児などで、知らないうちに背中が丸くなっていませんか?
実は育児をしている間に、猫背になってしまうと血行が悪くなったり、バストへ充分に栄養がいきにくくなるんです。
そうじゃなくても他の理由でバストへの負荷がかかっている状態で、バストの発育も阻害するということは、バストが以前よりも小さくなる可能性があります。
しぼんだ・垂れたバストをもとに戻すには?
垂れたりしぼんだ胸をもとに戻すのって、実は簡単ではありません。
でも、諦めないでください!
まだまだできること、少しでももとのキレイな胸に近づけることはできますよ!
授乳が終わったら早速始めましょう!
ナイトブラ・補整ブラで贅肉を戻す
脇や背中に流れ出てしまった脂肪をバストの位置に戻すブラジャーを活用しましょう。
補整ブラ・ナイトブラは、胸のまわりの脂肪をギュッと胸によせて戻してくれることで育乳効果があります。
また、胸の揺れをカバーしてくれますので、クーパー靭帯へのダメージを防いでくれます。
ナイトブラは寝ている間に揺れ動く胸をサポートしてくれますので、普段はノーブラで寝ている人には、特におすすめです。
胸の筋肉を鍛える
胸が垂れる原因の一つとなっている「クーパー靭帯へのダメージ」が一番厄介と言えます。
それは、一度のびたり、切れたりしてしまったクーパー靭帯はもとに戻らないと言われているからです。
クーパー靭帯は束になっていますので、すべてが切れてしまうわけではなく、ダメージを受けていない繊維でバストを持ち上げてくれます。
でもダメージが強いと、徐々に下がってしまうんですね。
対策としては、
- ブラでカバーし今以上垂れないようにすること
- 胸の土台である大胸筋を鍛える
などがあります。
大胸筋を鍛えるには、
- 合掌のポーズ
- 腕立て伏せ
が効果的です。
合掌のポーズ
- 体の力を抜いた状態で背筋を伸ばします。
- 両手の手の平を胸の前で合わせます。
- 手をギュッと押した状態で10秒キープしましょう。
腕立て伏せ
腕立て伏せは、通常の腕立てでOKなのですが、うまくできないという人は、
- 膝付き腕立て伏せ(床にひざをつけて行う)
- 壁付き腕立て伏せ(壁に手をつけて行う)
もおすすめです。
わたしは普通の腕立ては1回もできないので、膝をついた状態でいつも行っていますよ!
バストマッサージ&クリーム
バストのハリを戻すには、バストマッサージとケアクリームの活用がおすすめです。
シワシワになったバスト肌にも効果的です。
お風呂あがりなど血行がよいタイミングに行いましょう。
マッサージ法
- バストケアクリームを胸に塗ります。
- 脇の下に手を添えて、外側から鎖骨の中心までさすります。
- バストの下に手をそえて、バストを持ちあげた状態で、外側から内側へやさしくさすります。
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授乳が終わったらサプリメント
卒乳後2か月ほどで生理が再開します。
このタイミングであれば、バストアップサプリメントを活用することもできます。
バストアップサプリメントは、女性ホルモンを補う成分が含まれているものをほとんどですので、授乳が終わるまでは飲むことができないんですね。
急激に減ってしまった女性ホルモンを補うことで、バストをふっくらさせてくれます。
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まとめ
授乳で小さくしぼんでしまう理由ともとのバストに戻す方法についてご紹介しました。
バストの形を整えたり、バストを大きくすることはどのタイミングであっても遅いことはありません。
産後におきるバストの変化は、起きないようにする対策の方が実は効果的と言われていますので、まだ妊娠中、授乳中と言うかたは事前の対策をするようにしましょう。
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