「胸に赤い線?白い線?ができている!」
「これって肉割れ?」
そうなんです。
実はバストって肉割れができやすい部位の一つなんです。
肉割れというと妊娠線のようなものが思い浮かびますが、原因は妊娠に限ったことではありません。
また、肉割れは一度できてしまうと、治すのが困難といわれている厄介な皮膚の状態ですので、まずは予防が大切です。
「でも、既にできてしまった場合はどうするの?」
できてしまってからでも、遅くはありません。
胸の肉割れを治す方法もありますよ!
胸の肉割れの原因と予防法、治す方法をご紹介します。
なんで胸に肉割れができるの?原因は?
肉割れは皮下脂肪が多い部分にできやすい
肉割れというと妊婦さんのお腹のラインにできる「妊娠線」が一般的と思いがちですが、肉割れは皮下脂肪の多い部位に起きやすいことがわかっています。
皮下脂肪が多いということは、その部分の皮下組織が厚くなることで伸びにくい、弾力性がない状態になるんだそうです。
肉割れができやすい部位は、
- おなか
- バスト
- 内もも
- おしり
- 二の腕
などがあります。
いずれも脂肪がつきやすく、もっとも痩せたい!!と思ってしまう部分ですよね。
ですから、急激な体重の変化を伴なうような場合は、これらの部位全てに注意が必要となります。
バストの肉割れの原因
わたしたちの肌は表皮、真皮、皮下組織からできています。
バストのサイズがど~んと大きくなることで、急激に皮膚がのびると表皮だけではなく、真皮部分ものびる速度に付いていけなくコラーゲン線維にダメージを受けてしまいます。
また、皮膚が乾燥している状態だと、ダメージを受けやすくなります。
このように、皮膚がのびた際に表皮、真皮が裂けて傷ができてしまうことが肉割れの原因となります。
裂けてしまった皮膚はひび割れのような見た目になり、
- かゆみ
- 痛み
などを感じるケースもあるんです。
表皮は約28日サイクルのターンオーバーで皮膚が新しく入れ替わりますが、真皮はほとんどターンオーバーがないことから、なかなか治らないと言われています。
妊娠による急激なバストアップ
妊娠中は急激にバストサイズが変化しますので、肉割れができやすくなってしまいます。
また体重が予想よりもぐっと増えてしまうような場合は、胸やお腹、おしりなどのケアも大切です。
成長期の急激なバストアップ
成長期は急激に身長やバストサイズが大きくなる時期ですね。
この時期にのばされた皮膚が裂けてしまうことで肉割れになるケースがあります。
ですから、太ったことがない人であっても、10代で肉割れができてしまう人がいます。
急激な体重変化とバストアップ
妊娠時や成長期ではなくても、
- 体重が急激に増えてバストサイズがあがる
- バストアップ法の実施
などで胸に肉割れができるケースがあります。
急激に太ってきた際はもちろん注意が必要です。
また、バストアップサプリメントやバストアップクリーム、育乳ブラなど比較的短期間でバストのサイズに変化がでやすいような方法を行う際も、肉割れができる可能性がありますので、注意が必要です。
肌の乾燥
肉割れの原因は、
- 皮膚が一気にのびること
- 皮膚が乾燥状態であること
ということですので、肌が乾燥している状態では肉割れが起きやすくなるということです。
肉割れケアのメインの方法が保湿対策であることからも、乾燥しないように注意する必要があります。
肉割れの種類は色の違いでチェック
肉割れはできてからの時間の経過や状態によって、色が変わってきます。
赤い線・赤紫の線の肉割れ
赤い線や赤紫の線、スジのようなものが胸にできているときは、できてからさほど時間が経っていない状態です。
皮膚の表面が薄くなっていることで、毛細血管の色が透けやすくなっているんです。
この時期にケアを始めれば、完治は難しいと言われている肉割れも治しやすくなりますので、気づいたらすぐにケアを始めましょう。
白い線の肉割れ
白い線が胸にできているときは、できてから時間が経っている状態です。
「赤・赤紫⇒白」に変化するケースが多く、肉割れの状態を放置してしまった後ですので、なかなか治らないと言われています。
それでも、改善する方法はありますので、諦めずにケアを始めてくださいね!
胸の肉割れを予防する方法!
肉割れを予防するには、
- 肌の保湿
が大切です。
水分、油分をしっかり補うタイプのクリームを使用して、お風呂上り、起床後にしっかり胸に塗りこみましょう。
予防の段階では、保湿効果が高ければどんなクリームでもいいのですが、きっちり対策したい!というのであれば、「治す方法」でご紹介している肉割れ専用クリームを参考にしてください。
妊娠中の予防は?
妊娠4か月~5か月目頃にはバストサイズが変化してきますので、このタイミングからお腹だけではなく、バストにも保湿クリームを塗ることを心がけましょう。
できてしまった胸の肉割れを治す方法!
どんなに予防していても、体質などにより短期間でバストサイズが変化してしまい、肉割れができてしまうケースもあります。
できてしまった肉割れでも、ケアすると徐々に薄くなる可能性はありますので、諦めずにバストケアをしていきましょう。
保湿クリームによるケア
保湿用クリームは、しっかり肌のターンオーバーを促すタイプのものがおすすめです。
1日2回、胸に塗りこむ習慣が大切です。
肉割れ専用のクリームをご紹介します。
♦アフタートリートメントクリーム(ノコア)
ノコアのアフター鶏とメントクリームはビタミンC誘導体、EGF・FGF用成分、オーガニック原料などが配合された肉割れ専用クリームです。
使用方法、マッサージ方法を載せた冊子付きで使いやすくなっています。
公式サイト:集中ケアクリーム【NOCOR(ノコア)】
♦AFCストレッチマークオイル
人の皮脂に最も近いオレンジラフィーオイルを99.9%使用しています。
その他、スーパービタミンEであるトコトリエノールが含まれています。
妊婦さん用として作られているので、香りや成分に気を使った配合になっています。
強い香りが苦手な方や敏感肌のかたにもおすすめです。
公式サイト:ストレッチマークオイル
♦プレマーム
プレマームは、ダイエットや妊娠による肉割れ用のクリームです。
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- ルチン
- 葉酸
- プラセンタ
- ホホバ種子油
- セラミド
- ビタミンC誘導体
などの保湿成分、美容成分が含まれています。
3か月間の返金保証が付いていますので、成分が肌に合うかが心配な方でも安心ですね。
公式サイト:プレマーム♪
♦ベルタマザークリーム(BELTA)
ベルタは赤ちゃんのママを応援するクリームやサプリを販売しているメーカーです。
ベルタマザークリームには、
- スーパーヒアルロン酸
- プラセンタエキス
- コラーゲン
- コエンザイムQ10
など、保湿に特化した成分が含まれています。
妊娠中のママ向けとしての商品ですが、胸の肉割れにも効果が期待できます。
公式サイト:ベルタ妊娠線クリーム
♦ヒルドイド
肉割れ専用ではありませんが、皮膚科などで処方してくれる保湿剤です。
ヘパリン類似物質のクリームで、肉割れにも効果的と言われています。
皮膚科通いをされている方などは、乾燥対策用として処方してもらいましょう。
写真はわたしが保湿用で使っているものです。
ヒルドイドフォームは泡状でとても塗りやすいので、ローションよりも断然おすすめです。
レーザー治療・炭酸ガス治療
保湿クリームを試しても改善がみられない場合は、
- レーザー治療
- 炭酸ガス治療
という方法があります。
美容外科、美容皮膚科などでできますので、一度相談してみましょう。
いずれも1度で肉割れが治るわけではなく、数回行う必要があります。
自費となりますので、ちょっと費用が高くなりますが、なかなか治らない場合は選択肢の一つとしてくださいね。
まとめ
バストの肉割れの原因と予防法、治す方法についてご紹介しました。
専用クリームは3ヵ月程度で改善を実感できる方もいますので、肉割れができてしまったら専用クリームをお試ししてみましょう。
また、白くならないうちに対策することが大切です。
日々の予防にも注力してくださいね!