「豆乳を飲み始めてからかれこれ3ヵ月。。。。」
「なんか、肌の調子が悪いかも。」
豆乳はイソフラボンを多く摂れることから、美容効果の他にもバストアップやお通じがよくなるなど、体にとってよいと思われる効果が期待できると言われています。
でも、実際に飲んでみると、なんだか肌荒れがなかなか治らなくなってきたような気がしています。
ということから、豆乳についてよくよく調べてみると、
「豆乳は体に悪い!」
という意見もあるんです。
豆乳は体や肌にいいのか、悪いのかについてご紹介します。
豆乳のうれしい効果は?
豆乳ブームが復活してから、豆乳を毎日欠かさず飲んでいる!
という人も多いのではないでしょうか。
豆乳には多くのうれしい効果があると言われており、特に女性特有の不調を緩和する働きもあります。
豆乳は大豆を原料としたもので、豆腐として固める前の乳液状の状態のものです。
植物性たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンE、レシチン、サポニンなど代表的な栄養素が含まれています。
豆乳を飲むことで期待できる効果は、
- PMS、更年期障害の緩和
- 生理痛緩和
- バストアップ
- 肌のハリがでる
- 抜け毛が減る
- ダイエット
- 骨を強くする
- 便秘解消
- コレステロール、中性脂肪を減らす
などがあります。
豆乳には、女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用がある成分「イソフラボン」が含まれていることで、女性ホルモンに関係するPMSや更年期障害、バストの大きさや肌、髪の毛などへの効果が特に注目されています。
どのくらいの量飲むべき?
豆乳の効果は飲んでから7時間前後続きますので、毎日飲むのがよいと言われています。
1日の目安は200mlですので、小さいパックで1パックとなります。
可能であれば1日2回に、朝と夜にわけるのがベストだそうです。
飲みすぎはよくないと言われている
豆乳自体が体に悪いという話とは別に、たくさん飲むことで体に悪影響があると言われています。
それは、女性ホルモンであるエストロゲン様作用があることから、過剰に摂ることでホルモンバランスを崩してしまうと言われています。
女性ホルモンの過剰摂取により懸念されるリスクには、
- 乳癌
- 子宮内膜症
などがあります。
そのため、イソフラボンは1日75mgが上限と言われています。
(200mlの豆乳には50~100mgのイソフラボンが入っているそうです。)
ただし、大豆イソフラボンには抗エストロゲン様作用もありますので、女性ホルモンが過剰な場合はちゃんと調整してくれるんです。
ん?それなら上限とかいらないのでは?と思いますが、作用はエストロゲン様作用だけではないでしょうし、飲みすぎは何にしてもよくないということですね。
また、大豆イソフラボンは腸内でエクオールに変化することで、よりエストロゲン様作用が強くなります。
このエクオールは腸内で作れる人とあまり作れない人がいるため、同じ量の大豆イソフラボンを摂っても、人によってエストロゲン様作用の効き目はまったく異なってくるということです。
結局のところ、同じ量の豆乳を飲んでも、体質によりどのくらいの作用があってどのくらいだと飲みすぎと言えるのかには個人差があるということになります。
豆乳が体に悪い理由
豆乳のいいところ、効果を説明したあとに体に悪い理由。。。。というのも。。。
完全に矛盾していますが、実際のところ
- 豆乳は体によいから毎日飲もう!
- 豆乳は体に悪いから飲んではいけない!
という反対の意見があるんです。
では、豆乳が体に悪いと言われている理由についてみていきましょう!
アンチニュートリエントが悪さをする
大豆には人にとって有害とされている栄養素「反栄養素」が含まれています。
反栄養素は「アンチニュートリエント(antinutrient)」や「栄養阻害物質」とも呼ばれるファイトケミカルの一種です。
これはいったい何なのか?というと、栄養素の吸収が阻害される物質です。
大豆には、フィチン酸塩、酵素阻害物質、ゴイトロゲン(甲状腺腫誘発物質)が含まれています。
これらの反栄養素の作用で、せっかく摂った栄養素が吸収されず、また消化を妨げるため完全に消化できないといった胃によくない状態となるというんです。
フィチン酸塩
下記等のミネラルが水に溶けにくくなることから、吸収を阻害されます。
- 亜鉛
- 銅
- 鉄
- マグネシウム
- カルシウム
酵素阻害物質
酵素の働きを阻害することで、タンパク質を消化しにくくします。
消化がスムーズに行われなくなることで、代謝が悪くなります。
ゴイトロゲン
甲状腺機能を低下させます。
豆乳はNG!納豆はOK
反栄養素は水に溶け出る性質があるります。
ですから、水に浸した大豆を絞って作る豆乳には、大豆製品の中でもべらぼうに多い量の反栄養素が含まれています。
お豆腐も豆乳に次いで、反栄養素の含有割合が多くなっています。
ですが、同じ大豆製品であっても発酵させることで反栄養素の作用がなくなることから、納豆やしょうゆ、味噌は大丈夫と言われています。
結局、飲むべき?飲まないべき?
飲むべきか飲まないべきか。。。。
これらの情報を踏まえた上での自己判断になってしまいます。
ネットでも、豆乳を飲んだら肌がツヤツヤ、お通じもよくなった!という方もいますよね。
ですから、やっぱり試してみたい!という方は、
「実際に飲んでみて体調がよくなるのであれば問題ない。。。」
ということでもよいのではないかと思います。
また、女性ホルモンに関係する体調不良を改善をしたいというのであれば、豆乳ではなく、エクオールサプリメントをお試ししてみるのも選択肢の一つです。
実際に3ヵ月豆乳を飲んでみて
わたしの場合、年齢的なものが原因と考えられる
- 体温調節がうまくできない
- 肌トラブルが改善しない
という悩みから、飲んでみました。
ホットフラッシュまで酷くはありませんが、体温調節が以前よりうまくできていないような気がして、飲みだしたのがはじまりです。
実は体温がコントロールできない件は、豆乳を飲んでから完全に改善されました。
ですが、問題は肌の方です。
最近は、
肌荒れが治るまでの周期が長い
と感じており、もしかしたら豆乳のせい?と思い始めたんです。
わたしはアトピーですので、気合が入ったお掃除、アレルゲンとの接触、外がほこりっぽい、花粉が飛んでいるなど、ちょいちょい原因が明らかなアトピーが顔や体にでます。
顔アトピーがひどいときは、効果が弱いステロイドを使用していますが、徐々にアトピーは治っていきます。
でも、ここのところでてしまったアトピーが長引くんです。。。
ということで、とりあえず豆乳はやめてみようと思い一切飲むのをやめました。
豆乳をやめて1か月後
豆乳をやめて1週間ほどで肌の調子が明らかに改善されたと思います。
その後、1か月間、豆乳、お豆腐も摂っていませんが、肌のターンオーバーも回復したように感じます。
体温調節の件は、またぶり返すのがこわかったので、実はエクオールサプリを始めてみました。
エクオールサプリを飲んでからは、暑くなったりすることはなく生活できていますよ!
わたしのように豆乳を飲んだらなんだか肌の調子がいまいち。。。
というかたはその後にどうするかをちゃんと選択するようにしてくださいね
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まとめ
豆乳の効果と、体に悪いという噂についてご紹介しました。
豆乳はあくまでも食べ物ですので、薬のように飲んだからといってすぐに体調が変わるわけではありません。
ただし、何であっても体質によって合う合わないがありますし、摂りすぎはよくありません。
少しずつ続けてみて、あまり合わないと感じたら一度やめて様子をみることが大切です。
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