「いつの間にか、メガネ跡がシミになってる!」
メガネを外したときについている跡。
放っておくと色素沈着が進みシミになってしまうことがあります。
最近はUVカットやブルーライトカットの目的などで、視力にかかわらずメガネを使用する人が増えていますよね。
メガネをつける時間が長くなるほど、シミができやすくなります。
メガネ跡がシミになる原因とメガネ跡を防ぐ方法、できてしまったメガネ跡のシミを治す方法をご紹介します。
メガネ跡はシミになる
鼻にメガネ跡がつく原因は?
メガネ跡がつく主な原因は、
- メガネの重さ
- メガネが顔に合っていない
などでおきる、皮膚の圧迫ということが考えられます。
メガネの重さ
メガネはある程度の重さがありますので、鼻パッド(鼻あて)に重さがかかることで肌が常に圧迫された状態となります。
メガネが顔に合ってない
メガネのフレームの形や大きさ、また耳掛け部分の調整がうまくできていないことや、鼻パッドの高さがあっていないなどの理由で、鼻パッドが肌に当たることにより負担がかかるケースがあります。
放っておくと色素沈着を招きシミになる
常に皮膚が圧迫されていると、肌が刺激を受け続けている状態となりメラニン色素が発生します。
そして、徐々に色素沈着が進みシミとなってしまうんです。
また、肌が押さえられていることから血行も悪くなり、肌の再生もしにくい状態となります。
特に、年齢を重ねた人は肌の新陳代謝が落ちてくることでシミが肌に残りやすくなってきます。
若いころは気にならなかったメガネ跡が、年々シミっぽく濃い色になってくるという人も多いんです。
メガネ跡を防止する方法、治し方
メガネの跡を完全につかなくするのは難しいのですが、対策をとることで肌への負担を軽くしシミになりにくくすることはできます。
また、メガネ跡によるシミができてしまったら、きちんとケアをするようにしましょう。
メガネ跡を付きにくくするには?
メガネ跡を付きにくくする方法をみていきましょう!
メガネを変える

軽いメガネに変えることで、鼻パッドへの負担が減ります。
跡がつきにくいと言われている、シリコンパッド(シリコン製の鼻パッド)やエアクッションパッドのメガネに変えることも効果的です。
⇒Zoffで販売されています。
また、メガネ跡が付かないフレームのメガネも販売されていますので、跡によるシミが怖い方はメガネを変えるのがいいでしょう。
メガネを調整する
メガネのフレームや耳かけなどの調整が微妙かな?と感じる場合は、お店で調整、メンテナンスをしてもらいましょう。
鼻パッド・鼻あてを工夫


鼻パッドクッションを使うと、鼻に跡がつきにくくなります。
化粧を工夫する
見た目に跡が残りやすくなる理由としては、メイクが厚いケースがあります。
夏の間は日焼け対策のため、どうしても厚塗りになりがち!という人も多いと思います。
朝しっかり塗っても、結局のところ塗りなおさないと紫外線はきちんとブロックできないと言われています。
ですから、
- 日焼け止めは塗りなおすことを前提とし、一度に厚塗りしない
- コンシーラーを活用して必要な部分のみ重ね塗りする
- 白浮きするタイプのベースをなるべく避ける
などの工夫が必要です。
しっかり泡でおとす
跡が付きやすい鼻まわりのメイクは、泡でやさしく、そしてしっかり落とすようにしましょう。
メイクが残ってしまうと、肌の炎症の原因となりシミなどの色素沈着が起こりやすくなります。
メガネを使う時間を減らす
可能な範囲でできるだけメガネを外す時間を長くすることも対策となります。
- コンタクトの活用
- 家ではメガネを外す
- 家専用に軽量メガネを使う
- PCメガネやサングラスなど常時必要ではない方は、必要時以外はメガネを外す
メガネを使用している時間を少しでも減らすことで肌への負担が減ります。
付いてしまったメガネ跡を治すには?
すでに消えない跡がついてしまってる!
という人は、対策としてはやはりスキンケアが中心となります。
おうちでのスキンケアで効果を感じられないのであれば、美容皮膚科で相談してみましょう。
保湿を心がける
やはり肌を守るためには、しっかり保湿することが大切です。
特に目のまわりはアイクリームの活用が効果的です。
マッサージで血行をよくする
鼻パッドがあたる部分にクリームやオイルをつけて軽くマッサージするのがおすすめです。
蒸しタオルの使用も効果的です。
肌の血行がよくなることで跡が付きにくくなります。
また、これ以上メガネ跡が濃くならないようにお風呂上りの習慣にするのもいいでしょう。
ハイドロキノンを使う
くっきりとした色素沈着に効果的なものとして、ハイドロキノン配合のクリームがあります。
紫外線によるシミとりにも使われる成分です。
美容皮膚科などで処方してくれるほか、配合量が低めのものであれば市販でも購入できます。
おすすめハイドロキノン配合クリームはこちらから
⇒ハイドロキノン配合でも低刺激!シミ対策におすすめ市販の美白化粧品・クリーム
まとめ
メガネ跡の原因と、予防、治し方についてご紹介しました。
半年ほど前に、わたしの母がメガネ跡がシミになった。。。と嘆いていました。
若い頃は大丈夫だった人でも、やはり年を重ねるとシミができやすくなるということですね。
ヒルドイドがメガネ跡に効くという噂がありますが、シミや色素沈着にはヒルドイドは効果がないようです。
実際に、火傷跡はヒルドイドで徐々に薄くなることを私自身経験していますが、シミにはまったく効いていません。
でも、ヒルドイドで肌のターンオーバーは促されますので、塗らないよりは多少はいいかもしれませんね。